当サイトでは医療機器に関する様々なデータを収集し、データベース化して公開しています。
アクセス数が多いものでいうと、医療機器の回収に関するデータベースがあります。
医療機器に不具合が発生すればただちに報告されるため、定期的ではないデータ更新をいかにスムースに行うかが、データベース管理の永続性に関わると考えます。
そこで、データベースの管理手法を一新しました。
従前はMicrosoft Accessを使っていました。
新しいシステムはXMLを使います。
コピペ対応
回収情報はExcelなどのファイルでは配布されておらず、ウェブページに表示される報告書の写しを、転記してデータベース化していました。
それ自体は変わらないのですが、今度の新しいシステムではコピペでたくさんのデータが転記されるようになりました。
PMDAのウェブページを開き、ページ全体を選択し、コピーした状態で新システムの貼付ボタンを押すと、自動的に必要なデータを抜き取って転記します。
おわりに
データベースを公開したからといって対価が発生する訳でもなく、自身の情報管理のためにつくった物を欲しい人と共有しているだけのものです。
したがって、人を雇って管理することはできませんし、忙しいときでも1人で作業しなければなりません。
公開の永続性を考えた時、作業負荷を軽減することには意味があると思います。
今後は、もっと横着できる支援システムを考案していきたいと思います。