診療報酬制度では保険医療機関として届出されていることで受けられる診療報酬と、施設基準を満たして届け出ることで受けられる診療報酬があります。
最低要件としては保険医療機関である必要がありますので、保険医療機関となるための届出は済ませておくことが条件です。
特別なケアをするための人員や設備を整え、厚生労働省が示す基準を満たした上で、基準を満たした施設で保険適用を受けたい旨を届け出て受理されると、特別な加算などが貰えるようになります。
どこの施設でも当然のように受けている加算もあれば、非常に限られた施設しか届出していない加算もあります。
我々のデータベースでは、どこの医療機関がどのような届出をしているのかを検索する医療機関起点の検索法と、届出名称からどこの医療機関が届出ているかを検索する施設届出起点の検査法方法を実装しています。
他では見ることの無いデータベースですので、ぜひご活用ください。
施設届出検索
検索はこちらから行えます。例えば届出種別に『対策』と入れると○○対策という届出がリストされます。
特掲診療料の施設基準に係る届出
施設基準や施設届出など言い方は様々ですが、この加算を取るためには厚生労働省の通知に従う必要があります。
法律ではないので従う義務はありませんが、従わなければ加算は貰えないので、良質な医療を提供するために整備した設備や人員について、相応の対価を得るためには通知に従って届出ることになります。
届出の種類が多いので、届出書類も相応の数があります。
【通知等】
厚生労働省:基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(令和4年3月4日付け保医発0304第2号)
厚生労働省:特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(令和4年3月4日付け保医発0304第3号)
厚生労働省関東信越厚生局:特掲診療料の届出一覧(令和4年度診療報酬改定)
【旧通知等】
厚生労働省:基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(令和2年3月5日付け保医発0305第2号)
厚生労働省:特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(令和2年3月5日付け保医発0305第3号)
関東信越厚生局:特掲診療料の届出一覧(令和2年度診療報酬改定)