Career(本業・副業・創業) | MeKiKi

働き方の多様化

本業(医療従事者)
兼業・副業・復業
創業・起業

 多様な価値観が認められ、クラウドファンディングやフリマアプリなどチャレンジを支援するインフラも多様化しています。

 仕事を自分の一部と捉える人と、生きるための手段と考える人では『ワーク・ライフ・バランス』(WLB)の見方に大きな違いがあります。




責任ある職種

 医療従事者は養成課程を経て国家試験に合格して就く職業であり、社会の維持に必要とされるエッセンシャルワーカーです。

 『市民の健康を守る』『代わりが居ない』という使命感を強く持つ職種であり、高度な技術と知識が求められる職種でもあるがゆえに日々の研鑽が欠かせず、本業に専念する働き方に必然性も感じられます。




Professional と Inter-Professional

 高い専門性を持つ多種多様な医療スタッフが連携・補完し合い医療を提供することを『チーム医療』と言います。

 WHOは『私たちは、専門家間の連携が最高の患者ケアを提供するための鍵であることを知っています』(We know that interprofessional collaboration is key to providing the best in patient care.)と報告書に記載しています。

 この専門連携(interprofessional)が身に付いている医療従事者には、兼業や副業、創業における資質があると思います。

【参考】WHO (2010). Framework for Action on Interprofessional Education & Collaborative Practice, p36

【参考】厚生労働省: チーム医療の推進について(チーム医療の推進に関する検討会報告書), 2010年3月19日




施策『働き方改革』

 『働き方改革』は安倍政権時代に掲げられた政策の1つです。
 同一労働同一賃金や時間外労働の在り方などの施策がありました。

【参考】厚生労働省: 「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」について




医療従事者の本業と本分

 医療従事者の本業としては『臨床』に携わる人が圧倒的に多いでしょう。日本の特性から社会保険でカバーされる中で働いている人が臨床家の大半です。

 非臨床では養成校や研究機関など、間接的に臨床に関わる人が多く居ます。

 医療・医学の発展、医療のアクセシビリティの向上などに貢献する事は医療界の使命であり、専門家として専門性を発揮する事が各職種に求められる使命であると考えます。




兼業・副業・復業

 『サイドビジネス』は闇営業的なイメージを持つ人も少なからず居ると思いますが、稼ぎ方は多様化しています。

 スキルを販売するプラットフォームは盛況です。
 ココナラとビザスクに共通するのは、起業の足掛かりとしても使える副業の場という事です。
 2社とも創業者は昭和50年代生れ、会社員を経験後に30歳代で同社を起業しています。

 取引相手を会社名で選ばず、知識や技術で選ぶ仕組みの利用者は多く、数十億円市場に膨らんでいます。




4人で3人分の働き方

 要員数3人分の勤務表を4人でシェアする働き方です。

 各人9カ月働いて3カ月休みます。給料は3人分を4人でシェアするので4分の3です。

 短期留学や長期旅行を毎年繰り返す事ができます。

 3カ月の休暇後に帰って来る場所がある安心感は、人を成長させる良い基盤となります。